母親の死後も年金を受け取っていた息子が逮捕。

　母親の死亡を隠して年金を受け取っていた事件は、今回が初めてでは
ないですね・・・。結構、このような事件は何度も聞きました。今回は、母親の
面倒をみていたのかどうか分かりませんが、無職の息子が死んだ母親の
遺体を自宅に遺棄したまま、死亡届けも出さないで、不当に母親の年金を
受け取っていたということです。無職なんですよね・・・。年齢的にも５０歳、
再就職が難しい年齢ではありますが・・・。

なぜ、このような事件がけっこう起こってしまうのだろう。同居している家族
が年老いた親の年金をあてにして生活している、というパターンがあります
ね・・・。年金が入らなくなったら、生活できない、葬式もだすこともなく、死体
と一緒に暮らす家族の心境というものは、計り知れません。やはり、家族に
仕事がない、きちんとした収入がない、というのが一番の問題かもしれませ
ね・・・。

長引く不景気では、年齢が若い人でもニートのままだと聞きますし。仕事に
ついたとしても、不安的なアルバイトやパートでなかなか正職員にはなれない
といったことも多いですね。派遣社員という立場も不安定ですし。生きていく
ためには仕事が必要なのに、安定した仕事がない、というのが現実なの
かもしれません。親の年金をあてに生活していた人が、どれほどの就職活動
をしていたのがわかりませんが・・・・。
なんだか、胸が痛くなる事件です。仕事を持って、ちゃんと働き生活するとい
いう当たり前のことが難しい時代になったのでしょうか・・・^^;